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有限会社 ハウスガーデン
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G イスタンブール ラマダンナイト

私個人として、大好きな国の1つにトルコがあります。
以前にもカッパドキアのネタを掲載させていただきましたが、今回はトルコの文化の中心であり、世界の文化の交差点であるイスタンブールのお話をさせていただきます。
イスタンブールに行くと、他では感じられない独特のカオス感を感じます。そして、懐かしさも感じます。誰かが「トルコは日本の昭和時代に似ている」と言ったのを聞いたことがありますが、それも頷ける。溢れるエネルギーを、商店街の店先で、電車の中で、船着き場で見ることができるのです。それに加え、今回は日常とは違う熱気を見せてもらうことができました。
私がイスタンブールを訪れた時、現地はラマダンの真っ直中でした。ラマダンとは、イスラム教の習慣で日の出から日没までの間、飲食などを断ち、試練を学ぶことを目的とした行事のことで一ヶ月間続きます。その日は、ラマダン最後の週末だったので、日中のラマダン時間には、それはそれはもの凄い数のイスラム教信者が、世界中からモスク周辺に集まり、祈りを捧げていました。大きな2つのモスク、ブルーモスクとアヤソフィアの間の500〜600mほどの長さの道には、おみやげや食べ物(ラマダン中だけど)を売る屋台がずらりと軒を連ね、もう、何がなんだか分からないくらいの人でごった返していました。
日没を過ぎ、飲食が解禁になると、イスタンブールの中心地では飲めや歌えやのお祭りが始まります。屋外カフェには、男女問わず地元の若者がひしめき合い、民族音楽に合わせて、歌ったり踊ったり、手拍子が入ったり、かけ声をかけたり。うだるような熱気の中で、友達を見つけて、おしゃべりに花が咲いたり、バックギャモンをやっていたり。
居合わせた現地の方に伺ったところ、同窓会でも会わなくなってしまった昔の友達と、ここでは年一回は必ず逢えるそうで、何よりもこのラマダン解禁祭りを楽しみにしているということでした。ちなみにこのラマダン解禁祭りは、ラマダン期間中行われているのですが、昼間と同様、最終週末がクライマックスなので、友達に会える確率が高いということでした。

宗教ネタを取りあげることは、少し気が引けるのですが、日本で目にするイスラム教の情報には、少し別の要素が含まれているような気がします。
少なくともイスタンブールにおいては、大半のイスラム教徒は純粋に、且つ自分のできる範囲で自分自身のために信仰を行っています。そして、イスラム教徒ではない人たちに対しては、強要することなく、どこまでもフレンドリーでした。

それにしても、日の出から日没まで、何も飲み食いできないなんて・・・・私には、まず無理な修行です。いやぁ、ムリムリ。




ラマダンナイト1 ラマダンナイト2 ラマダンナイト3
エジプシャンバザールの中。
人気の通りは人だらけ。動くのも大変。
イ○ンのバーゲン時より人が多い。
ブルーモスク。
世界で最も美しいモスクの一つといわれています。
こちらはアヤソフィアというモスク。
朝の5時ごろからコーランが聞こえてきます。

ラマダンナイト4 ラマダンナイト5 ラマダンナイト6
ここはアヤソフィアへの参道。
門のまわりには、おみやげやさんが立ち並んでいる。
そして、夜の参道。
わらわらと若者が、友達を捜しに繰り出してきました。
トルコの伝統的なくるくる回る踊り、セマ。
長い帽子をかぶり、白いドレスを着た男性が、ぐるぐるぐるぐる回ります。
ラマダンナイト7 ラマダンナイト8 ラマダンナイト9
こちらが、若者の集うラマダンナイト会場。
300人程の若者が、飲んだり食べたり、おしゃべりしたりしていました。
ラマダンナイト会場。上から見るとこんな感じ。 ラマダンナイト会場。夜が明けるとこんな感じ。


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